洋楽ビギナーの方も、洋楽マニアの方も、シェルビーの部屋へようこそ!
寒さが厳しくなってきた冬には、気分を上げてくれる、心躍る何かが必要です。心躍るものといえば・・・。そう、かわいいシンガーとかわいい歌!ですよね?
今回は、女の子のための「かわいい冬ソング」がテーマです。ウィンターソングというわけではないけれど、かわいくて冬に合う曲を集めました。ぜひ最後までお付き合いください♪
- 冬らしくてかわいい洋楽
- I Really Like You | Carly Rae Jepsen
- Boys | Charli XCX
- We Are Never Ever Getting Back Together | Taylor Swift
- ME! (feat. Brendon Urie of Panic! At The Disco) | Taylor Swift
- Nobody Gets Me | SZA
- We Belong Together | Mariah Carey
- Boy’s a liar Pt. 2 | PinkPantheress, Ice Spice
- Love Me Like You | Little Mix
- Nonsense | Sabrina Carpenter
- Like I'm Gonna Lose You (feat. John Legend) | Meghan Trainor
- We Can’t Be Friends (Wait for Your Love) | Ariana Grande
- thank u, next | Ariana Grande
- Break Free (feat. Zedd) | Ariana Grande
- かわいい洋楽を聴いて冬を乗り越えよう!
冬らしくてかわいい洋楽
I Really Like You | Carly Rae Jepsen
『アイ・リアリー・ライク・ユー』カーリー・レイ・ジェプセン
リリース:2015年
収録アルバム:EMOTION
「かわいい冬ソング」で私が一番初めに思い浮かべるのは、この曲。MVも冬らしくて、特に終盤みんなで踊っているのが楽しげです。
彼は私をどう思っているのか。今の私たちはどういう関係なのか。そんな不安を抱えながら、「でもこれだけは言いたい!あなたのことが本当に大好き!」という、不安とときめきでドキドキしちゃう乙女心が歌われています。
MVにメインで出演している俳優のトム・ハンクスは、終始この歌の歌詞を口ずさんでいます。歌詞とのギャップがかわいいですよね。終盤では、洋楽好きなら誰もが知るあの人がいつの間にか紛れ込んできます。ぜひ見てみてくださいね♫
Boys | Charli XCX
『ボーイズ』チャーリー・XCX
リリース:2017年
こちらもMVの出演者が豪華!「男の子のことをずっと考えているの」という歌なだけあって、次々と男性が出てきます。洋楽ファンならたくさん、そうでなくても必ず一人は知っている人がいると思います。
全体的にほわほわ〜っとしたサウンドに、「ピローン」というデジタルな音がアクセントとなっている音楽が特徴的。聴いたあとも耳に残りますよね。
この歌は、「いつも頭の中にはいろいろな男性の存在があって、悔やむ気持ちもあるけれど、それは仕方のないことなのだ」ということを歌っていると解釈できます。
が、MVではチャーリーたち女性に髭が描かれているので、もしかしたら歌詞の男女は逆、ということを暗示しているのかも?
We Are Never Ever Getting Back Together | Taylor Swift
『私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない』テイラー・スウィフト
リリース:2012年
収録アルバム:Red
この曲は既に好きという人も多いはず!日本でもヒットしましたよね。この歌は、元彼がヨリを戻そうと連絡をよこしてくるけど、「私にその気はない」とはっきりノーを突きつける歌です。
ぎゅっと胸が苦しくなるような切なさと、真剣さが伝わる落ち着いた雰囲気と、決意の強さ。いろいろなものが混ざり合っているメロディーだと感じますが、その中でも一切ぶれない気持ちの強さが際立っているように思います。
この歌の、そこはかとなく漂う寂しさと、心の奥底でメラメラと燃える決意みたいなものが、冬の私たちを元気づけてくれそうです。
ME! (feat. Brendon Urie of Panic! At The Disco) | Taylor Swift
『ミー!(feat. ブレンドン・ユーリー of パニック!アット・ザ・ディスコ)』テイラー・スウィフト
▲ 動画の0:46から曲が始まります。
リリース:2019年
収録アルバム:Lover
「私みたいな人はいないよ」と彼にアピールしている歌。同時に「一生大切にしてね」「私にもあなたしかいない」みたいなメッセージも感じられます。ブレンドン・ユーリーとのデュエットだけあって、ハッピーな雰囲気に溢れています。
曲にはマーチの要素が取り入れられているので、自然と心も体もシャキッとしてきます。壮大だけどスッキリとまとまっているので、塞ぎ込んでしまいそうな冬に、心を明るく元気にしてくれますよ。
曲全体を支えているスネアドラムの音も、背筋をピンと伸ばしてくれます。サビも明るくて、ハッピーな気分になれますよね。雲の隙間からパッと光が差すようなトランペットの音が、爽快です。
Nobody Gets Me | SZA
『ノーバディ・ゲッツ・ミー』シザ
リリース:2012年
収録アルバム:SOS
自分のことを理解してくれる人が、自分の元を去ってしまった歌。悔やんだり復縁を望んだりはしていないものの、彼女の中ではまだ彼の存在が大きくて、忘れられない気持ちが切なく伝わってきます。
「誰もあなたのようには私を理解してくれない。あなたといるときだけ自分自身でいられる」という言葉の裏にある、「あなた」に会いたいけどもう会えないという事実。グサグサきますね。
シザの声がきれいだから、切なさも何倍にもなって聴こえます。でもこの優しいメロディーが、すべてを受け入れ浄化してくれるので、切なさだけでなく美しさや温かさも感じられますよ。
We Belong Together | Mariah Carey
『ウィー・ビロング・トゥギャザー』マライア・キャリー
リリース:2005年
収録アルバム:MIMI
続いてもしっとりと。というよりむしろ、胸が苦しくなるバラードです。彼が去ってしまった女性の感情が歌われており、歌詞からは悔やんでも悔やみきれないという後悔の念が痛いほど伝わってきます。
自分に嘘をついた過去を悔やみ、今となっては彼にすがりつくこともできず、何をしても悲しみが癒えなくて・・・最初から最後まで苦しみが表現されていて、まさにどん底。
MVは逆に、本命の彼が結婚式で自分を奪いにきてくれます。歌詞を踏まえてみると、「こうなっていたらよかった」という叶わない願望のように見えますよね。『ラ・ラ・ランド』のラストシーンみたいな?
Boy’s a liar Pt. 2 | PinkPantheress, Ice Spice
『ボーイズ・ア・ライアー・パート2』ピンクパンサレス, アイス・スパイス
リリース:2023年
収録アルバム:Heaven Knows
最近聞かなくなった電子音、みたいな音が特徴的な曲ですが、伴奏のほとんどがその音で完結しているのがビックリです。かわいいし、ちょっぴり懐かしくてエモーショナルな感じ。クセになります。
この歌は、彼が自分のことを都合のいいときだけ抱きしめることや、浮気していることについて「彼はうそつき」と歌ったものです。2人のかわいさと、そこにアイス・スパイスが強気で肝の座ったラップを入れてくるところが、たまりません。
タイトルの「パート2」が『プレイバックPart2』みたいで気になった方もいるかもしれませんが、パート1はピンクパンサレスがソロで歌っているもの。彼女がアイス・スパイスのパート部分も歌っているという以外は、2と同じです。
Love Me Like You | Little Mix
『ラヴ・ミー・ライク・ユー』リトル・ミックス
リリース:2015年
収録アルバム:Get Weird
この曲も、別れてしまった彼へ向けたメッセージの歌。「お金持ちの男性やロマンチックな男性よりも、あなたがいい。あなたみたいに私を愛してくれる人はいない」という歌です。
甘くて純粋なメロディー。でも何か物足りないというような、寂しげな雰囲気も感じられます。ゆったりとダンスするような、レトロな曲調が魅力的です。
特にサビがステキですよね!大きなフレーズでたっぷりと歌い上げられるこのメロディーがしっかり強調されているので、「あなた」を想って悲しみに暮れているというサビの歌詞が、強い説得力を持って響いてきます。
Nonsense | Sabrina Carpenter
『ナンセンス』サブリナ・カーペンター
リリース:2022年
収録アルバム:emails i can’t send
やっぱり冬は、こういうゆったり系のバラードを体が欲しますよね。曲調もビートもメロディーも、ムードたっぷりで魅力的。でもこの歌を聴いていて一番心を掴まれるのは、サブリナの歌です。さすがの表現力!
この歌はサビが2段階に分かれているのですが、前半は落ち着いたトーンで静かに歌って、そこから(まさに歌詞の通り)1オクターブ上げて色気たっぷりに歌うんです。ここを聴いているだけでも、サブリナに恋しちゃいます・・・。
歌の歌詞も、まさに恋をしてドキドキしている歌。もうなんというか、メロメロを通り越して、どうにかなっちゃいそう!みたいな感情をそのまま曲にしたような、魅惑的で中毒性のある歌です。
Like I'm Gonna Lose You (feat. John Legend) | Meghan Trainor
『ライク・アイム・ガナ・ルーズ・ユー(feat. ジョン・レジェンド)』メーガン・トレイナー
リリース:2015年
収録アルバム:Title
夜にキャンドルの日でも眺めながら聴きたいような、ムードたっぷりのうっとりラブソングです。ジョン・レジェンドの歌声もぴったり!メーガンも甘くて響きがある声なので、本当にロマンチックなデュエットです。
歌詞も、「あなたが突然消えてしまう夢を見たが、目覚めると隣にあなたがいて安心した」というところから始まって、「これからはあなたを失うように(そういう気持ちで)あなたを愛する」という、ロマンチックな内容です。
どんなに愛し合っていても、いつか別れの日が来る。だから今、あなたに最大限の愛を捧げたい。ちょっぴり切なさも感じるけれど、今の幸せな気持ちは確かに表現されていて、こういう歌こそ最上級のラブソングだと思わされます。
We Can’t Be Friends (Wait for Your Love) | Ariana Grande
『ウィ・キャント・ビー・フレンズ(ウェイト・フォー・ユア・ラヴ)』アリアナ・グランデ
▲ 動画の0:52から曲が始まります。
リリース:2024年
収録アルバム:eternal sunshine
私はウィンターソングの女王はアリアナ・グランデだと思っているので、最後はアリアナメドレーで締めたいと思います♪
まずはアルバム “eternal sunshine” からこの曲を。進むのか、ここまでなのか、どちらかしかない2人の関係。だから「私たちは友だちにはなれない」けれど「また愛してくれるまで待っているね」という、胸が苦しい歌です。
と言っても、ほとんどもう終わりに近い関係なんですよね、きっと。彼女自身も終わらせるつもりだけど、わずかな期待を捨てられずにいる。
切ない歌ではありますが、曲の印象としては明るくて、アウトロも新しい自分になれる魔法をかけてくれているような感じがします。最後まで聴くと、スッキリした気持ちになれますよ。
thank u, next | Ariana Grande
『サンク・ユー, ネクスト』アリアナ・グランデ
▲ 動画の0:39から曲が始まります。
リリース:2019年
収録アルバム:thank u, next
いかにも冬っぽいサウンドが印象的な曲です。ここまでに挙げたいくつかの歌と同様、こちらも元彼に向けたメッセージの歌。ですが、それらとはまったく性格の異なる歌と言っていいと思います。
実際の元彼たちの名前を出しながら、彼らを想い、与えてくれたものに感謝し、「私は次へ進むね」という歌。(アリアナには、元彼の死など、つらい恋愛の過去があります)
“next” という単語を言えるようになるまでには、相当な苦労があったと思いますが、こうして歌にすることで前へ進み、また、この歌が彼女自身を支えてくれたのかもしれません。一音一音大切に聴きたい曲です。
Break Free (feat. Zedd) | Ariana Grande
『ブレイク・フリー(feat. ゼッド)』アリアナ・グランデ
▲ 動画の0:23から曲が始まります。
リリース:2015年
収録アルバム:My Everything
最後はパーっと、解放的な気分でいきましょう!DJのゼッドをフィーチャーしたこの曲は、シンセサイザーの音が透明感や輝きを放っているように、キラキラした曲に仕上がっています。
彼のために自分が犠牲になっていたことに気づき、彼に別れを告げようとしている女性の歌。解放されて自由になるんだ!という喜びが全面的に表現されています。
冬って何かと塞ぎ込みがちになってしまいますが、この曲から心にパワーをもらって、強く、自分らしく、生きていきましょうね!
かわいい洋楽を聴いて冬を乗り越えよう!
今回は「女子の冬ソング」と題して、かわいい洋楽をご紹介しました。いかがでしたか?
かわいい音楽は、聴いているだけで気分を上げてくれますよね。ハッピーな歌も切ない歌もありましたが、どの曲も心に栄養を与えてくれるのは間違いありません!気分に合わせて、いろいろ聴いてみてくださいね♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございました:)
こちらもご覧ください。
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