【洋楽レポート】冬こそ聴きたい!寒さを忘れさせてくれる暑苦しい洋楽11曲

洋楽ビギナーの方も、洋楽マニアの方も、シェルビーの部屋へようこそ!

今回は、厳しい寒さに気が滅入ってしまいそうなときのために、むしろ聴いて暑苦しくなってくる、ホットな曲を集めました。

暑苦しい曲には、賑やかな曲とゆったりした曲がありますが、今回は、寒さを感じる暇もないような賑やかな曲を主に選んでいます。テンポが遅めの曲も少しありますが、ビートにノっていれば問題ありません!

それでは、ぜひ最後までご覧ください♪

It’s My Life | Bon Jovi

『イッツ・マイ・ライフ』ボン・ジョヴィ

▲ 動画の0:25から曲が始まります。

リリース:2000年
収録アルバム:Crush

最初は易しめに・・・。といっても、十分すぎるほどの熱量を感じますよね笑。心も体も、燃えてくる気がしてきます。“It’s My Life” のところは、しっかりポーズ決めちゃってください!ヤー!

この曲は「俺の人生。命の限り生きたいんだ。今やるしかないんだ」と、生きることへの熱量を歌った歌。また、それを説得するように強く語りかけてくれる歌です。

誰にでも、歯を食いしばって辛抱しなければならないときはあるもの。ましてや、自分の道を切り開こうとする人ほど、多くの試練を乗り越えていかなければなりません。挫けそうになったときは、この歌が「お前の力はそんなもんじゃねえだろ!」と奮い立たせてくれます。

このマインドでいられたら、もう冬の寒さなんてへっちゃらですね!

Get Lucky | Daft Punk, Pharrell Williams & Nile Rodgers

『ゲット・ラッキー』ダフト・パンク, ファレル・ウィリアムズ & ナイル・ロジャーズ

リリース:2013年
収録アルバム:Random Access Memories

イントロから熱気をムンムン感じます。「俺たちは『幸運を得る』ために朝まで眠らない」という、今夜は眠らない系の歌です。

電子音楽デュオのダフト・パンクが、歌手のファレル・ウィリアムズとギタリストのナイル・ロジャースを迎えた曲。それぞれの味を結集させた、唯一無二のサウンドが魅力的です。

音楽や歌詞の語感がクセになって、中毒のように、聴くのをやめられなくなります。

Woman | Doja Cat

『ウーマン』ドージャ・キャット

▲ 動画の0:14から曲が始まります。

リリース:2021年
収録アルバム:Planet Her

古代エジプトのようなエキゾチックで魅惑的な雰囲気が、MVでも音楽でも表現されています。

ウーマンウーマン言っていますが、一体どんな歌なのかというと、「私をあなたの女にして。私ならあなたの求めている女になれる」という熱烈なお誘いソング。と思いきや、途中からは女性を軽視する論調に対抗し、「私は何だってできる」と訴えています。

「あなたを思いのままにしてやるんだから」という、女性のエンパワーメントと甘い誘惑の両方を表現した歌、と言っていいと思います。そんな堂々とした歌詞だから、この魅惑的な雰囲気がサマになっていてかっこいいです。

Water | Tyla

『ウォーター』タイラ

リリース:2023年
収録アルバム:TYLA

この辺からは、かなり情熱的な曲になってきます。一段と熱さを感じられると思いますよ。

タイラは南アフリカの歌手。この曲もそうですが、アマピアノなど、アフリカ発の音楽スタイルが特徴的です。まだ若いのに、色気たっぷりで堂々としていて、かっこいい!

アフリカらしいビートやポワポワ〜っとしたサウンドは、一瞬で熱気を感じさせます。歌詞も「私を熱くさせて。私を楽しませて」と、なかなか積極的。歌詞を理解しながら聴けば、熱さも倍増です。

Wild Thoughts (feat. Rihanna, Bryson Tiller) | DJ Khaled

『ワイルド・ソーツ(feat. リアーナ, ブライソン・ティラー)』DJキャレド

リリース:2017年
収録アルバム:Grateful

あなたと一緒にいると「ワイルドなことを考えてしまう」という歌です。歌詞は表現がかなり直接的かつ過激なので、ここでは深く触れないでおきます・・・。

女性側と男性側の両方の視点から歌われる、色気たっぷりの曲。歌詞もですが、リアーナの圧倒的な表現力が本当にすごい。催眠術にかかったみたいに、リアーナの虜になってしまいます。

情熱的なバックミュージックも印象的なこの曲は、サンタナというバンドの『マリア・マリア』という曲 をサンプリングしています。というわけで、続いてはこちら。

Maria Maria (feat. The Product G&B) | Santana

『マリア・マリア(feat. ザ・プロダクトG&B)』サンタナ

リリース:1999年
収録アルバム:Supernatural

サンタナは、ギタリストのカルロス・サンタナを中心とした、ラテン・ロック・バンド。彼はメキシコ生まれで、リリースする曲にはラテン音楽の要素が多く見られます。

この曲も、イントロのギターの音が哀愁たっぷりで魅惑的ですよね。歌詞も、お色気全開だった “Wild Thoughts” とはまったく異なり、希望を求めて嘆いているような感じの歌。憂鬱感が漂っています。

「マリアはカルロス・サンタナのギターの音に恋をした」という歌詞に導かれて、カルロスのギターソロが入るのが素敵です。

ちなみに、サンタナが活動しているのは米国で、ボーカリストを迎えて歌われる歌詞は、英語だったりスペイン語だったりします。

Smooth (feat. Rob Thomas) | Santana

『スムース(feat. ロブ・トーマス)』サンタナ

▲ 動画の0:15から曲が始まります。

リリース:1999年
収録アルバム:Supernatural

もう一曲サンタナの曲を。こちらは賑やかな雰囲気で、また情熱的な雰囲気に戻ってまいりました。と言っても、官能的な歌ではなく、どちらかというと情熱的な愛の歌です。

情熱的な言葉を交わすかのような、歌とエレキギターの掛け合いが絶妙です。当然のことながら、エレキギターの存在感がすごい。注目ポイントがたくさんあるので、ギターの音に注目しながら聴いてくださいね。

また、ピアノやトランペットなどラテン音楽に欠かせない楽器も、厳しい夏の蒸し暑さを見事に演出しています。燃えてしまいそうなほど暑くなってきますね!

Taki Taki (feat. Selena Gomez, Ozuna, Cardi B) | DJ Snake

『タキ・タキ(feat. セレーナ・ゴメス, オズナ, カーディ・B)』DJスネイク

リリース:2018年
収録アルバム:Carte Blanche

今回のテーマでラテン音楽を挙げていたらキリがないので、今回はラテン文化圏にとどまらず世界的にヒットした曲を、あと何曲かご紹介します。

DJスネイクはフランス出身で、エキゾチックで中毒性のある作風が特徴。オズナはプエルトリコの歌手、カーディ・Bは両親がカリブ海の国出身、セレーナ・ゴメスはお父さんがメキシコ系。それぞれのルーツと持ち味が発揮された、ホットな一曲です。

性的なことについて歌った歌で、歌詞もサウンドもセクシー。日本人の私たちからするとお囃子みたいにも聞こえて、お祭りのような高揚感や神秘的な印象を感じられませんか?どうもこの不思議な魅力に、心を奪われてしまうんですよね。

Despacito | Luis Fonsi & Daddy Yankee

『デスパシート』ルイス・フォンシ & ダディー・ヤンキー

リリース:2017年
収録アルバム:VIDA

動画を2つ貼りました。2つ目の方にはジャスティン・ビーバーが参加しており、ところどころ歌詞が英語になっています。米国では、ジャスティン参加版が公開された途端に大ヒットしたそうです。

『デスパシート』は、YouTubeの再生回数も80億超えの、世界一有名なラテンソング。レゲトンのリズム情熱的なサウンドにすっかり酔いしれ、体が勝手に揺れてしまいます。

despacitoはスペイン語で「ゆっくりと」という意味です。歌詞はかなり刺激的。魅力的な女性を誘う歌ですが、特にサビは生々しく、かなり具体的に、順を追って「〇〇したい」とその行為についての願望が並べられています。

Talk Dirty (feat. 2 Chainz) | Jason Derulo

『トーク・ダーティー(feat. 2チェインズ)』ジェイソン・デルーロ

リリース:2013年
収録アルバム:Tattoos on My Heart

ジェイソン・デルーロは、シンガー兼ダンサーとして活躍するポップスター。ラッパーの2チェインズを迎え、そしてパンチの効いたブラスバンドをバックに、かっこよく決めまくっている一曲です。

“Talk dirty” とは、ズバリ「卑猥な話をする」こと。2人の行為を空の旅に準えながら、「俺に何か淫らなこと言って」と繰り返します。

ジェイソン・デルーロの声とブラスバンドの音って、すごくいい組み合わせだと思います。掛け合いがかっこよくて、どんどん引き込まれてしまいます。毒々しい感じのサウンドも刺激的です。

I Like It | Cardi B, Bad Bunny & J Balvin

『アイ・ライク・イット』カーディ・B, バッド・バニー & J・バルヴィン

リリース:2018年
収録アルバム:Invasion of Privacy

最後は思いきり賑やかにいきましょう。最強女性ラッパーのカーディ・B、プエルトリコ出身のバッド・バニー、そしてコロンビア出身のJ・バルヴィンによる、ラテン要素たっぷりの豪華な一曲です。

イントロからして、太陽がジリジリ照り付ける、燃えるような暑さを思い起こさせます。歌詞も、男!金!高級品!女!というよくあるラップの雰囲気ですが、この3人のラップとなると無敵すぎて、余計にゴージャスな感じがします。

なんだかこちらまで強気になれそうですね。「この私が寒さなんかに負けるわけないわ」という気持ちになってきました。

冬の寒さも洋楽で乗り越えよう!

寒さを忘れさせてくれるホットな歌、いかがでしたか?

凍てつく寒さに体が冷え切ってしまっても、ハートは熱く!メラメラと情熱を燃やして!寒さなんか吹き飛ばしましょうね♪

最後まで読んでくださり、ありがとうございました:)

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