【洋楽レポート】音楽的な中毒性がクセになる恋歌7曲〜重くなくずっと聴ける編〜

女子・恋愛

洋楽ビギナーの方も、洋楽マニアの方も、シェルビーの部屋へようこそ!

以前、私の大好きな「毒っぽくて重たい、中毒性のある曲」の記事を投稿したのですが、あまりにも毒が強すぎたなぁと思いまして・・・今回はそれより少し強度を下げ、「中毒性はあるけど重すぎない洋楽」を7曲集めてみました。

って言われても、「???」ですよね笑。ここでは、以下の3点にあてはまる曲を挙げています。

  • 音楽的に中毒性がある
  • 恋愛をテーマにした曲
  • 歌詞の内容はいろいろ(失恋だけではない。必ずしも悲しい気持ちになる歌ではない)

それではご覧ください!

Blank Space - Taylor Swift

『ブランク・スペース』テイラー・スウィフト

リリース:2014年
収録アルバム:1989

この歌は、一言で言うにはどう説明したらいいのかわからなのですが・・・。いつも長続きしないという恋愛の苦悩と、「たくさん名前が書かれている『元彼リスト』に次に載るのはあなたの名前」、というメッセージが歌われています。

ミステリアスというか、魔性の女というか・・・自分自身を「毒」として描写されている感じが、また深みを増しているように思えますね。

ゆっくり、静かに、だけど毒っぽく進行する、そんな音楽がクセになります。MVも含めて、理性を失ったような狂気じみたものも感じられます。

Closer (feat. Halsey) - The Chainsmokers

『クローサー(feat. ホールジー)』ザ・チェインスモーカーズ

リリース:2016年
収録アルバム:Collage

「音楽的な中毒性」といえば、やはりEDMは外せませんよね!

この曲は、数年前に別れたけど偶然再会した二人の、止められない気持ちが歌われているものです。「後悔」だったり「許されない恋」だったり、そういう切ない想いが、歌詞だけでなく音楽でも表現されているなと思います。

全体的に悲しくて暗い印象だけど、落ち着いている感じもあって、どこか割り切っているようなオトナっぽさがありますよね。同じフレーズの繰り返しや、耳に残る独特な音楽に、EDMらしい「中毒性」を感じます。

IDGAF - Dua Lipa

『IDGAF』デュア・リパ

リリース:2018年
収録アルバム:Dua Lipa

“IDGAF”とは、歌詞にも出てくる “I don’t give a fuck(=どうでもいい)” の略語です。

何が「どうでもいい」のかというと、「私」を失望させた「あなた」のこと。「謝ってもムダ。もう遅いよ」って、彼との関係をきっぱり断とうとしている歌です。

というふうに、歌詞ではもう割り切っているように感じられますが、音楽には「悲しさ」や「怒り」が表れているように思えてならないのです。このメロディが、一言一言たどるように言葉を発しているような感じを出していると思いました。

Let You Love Me - Rita Ora

『レット・ユー・ラヴ・ミー』リタ・オラ

リリース:2018年
収録アルバム:Pheonix

素直になれない、気持ちと行動が逆になってしまう女心?が歌われています。頭ではわかっているのに、なぜか傷つけてしまったり、本当の気持ちが言えなかったり。どうしてこんなに難しいんでしょうか・・・。

複雑な感情は曲名にも表れていそうです。例えばDJスネイクの “Let Me Love You” は直接的でわかりやすいですが、”Let You Love Me” って私の頭では混乱してしまいます笑。曲名も歌詞の内容も、複雑でもどかしい感じがありますよね。

曲の全体的な雰囲気は、曇った日の色味のない景色のように、どよ~んとしています。だけどサビに向かって自分の気持ちを確かめ、そしてサビでは「どうして!?」と自問する激しさも出てきて、悲しみと興奮の両方があります。この複雑さが、中毒性の理由なのかもしれません。

What Do You Mean? - Justin Bieber

『ワット・ドゥー・ユー・ミーン』ジャスティン・ビーバー

リリース:2015年
収録アルバム:Pop Party 15

「彼女の仕草や言葉の真意がわからない」という内容の歌です。つまりこちらは、「素直になってほしいと思う側」の心境。前項の “Let You Love Me” とセットで聴きたくなりますね笑。

歌詞はシンプルでわかりやすく、だからこそ的確で共感しやすいものになっています。でも、それだけでは、こんなに繰り返し聴くことはないかもしれません。やはり何度も聴きたくなる秘密は、音楽にありそうです。

この曲で特徴的な部分はたくさんありますが、例えば、時計の針のような音や、ボールがはずんでいるようなポンポンという音。前者は妙にリアルで、後者は非現実的な感じがして、そのコントラストがクセになります。

South of the Border (feat. Camila Cabello & Cardi B) - Ed Sheeran

『サウス・オヴ・ザ・ボーダー(feat. カミラ・カベロ&カーディ・B)』エド・シーラン

リリース:2019年
収録アルバム:No. 6 Collaborations Project

このテーマで忘れてはならないのが、ラテンの要素。この曲はゴリゴリのラテンポップではありませんが、歌詞にも曲調にも、ラテン的な要素が取り入れられています。

ゴリゴリのラテンポップだと、刺激というか熱っぽさが強くて、いまいちハマらない気がするんですよね。だけどこの曲は軽さがあってなじみやすいので、この曲は日本人向けかもしれません(もちろん人によるものですが)。

曲調は、明るくも暗くもなく。情熱的なんだけど、落ち着いたメロディやリズムから気品も感じる。ラテンテイストの独特な雰囲気や音の並びが、グッときて心地良いですね。

Touch - Little Mix

『タッチ』リトル・ミックス

リリース:2016年
収録アルバム:Glory Days

初めて聴いたときから、「もう一回、もう一回」って何度もリピートしました。

こちらは歌詞もかなり情熱的。「あなたに触れられるだけで・・・」っていう、ホットな歌です。失恋の歌ではないので、切なさとはちょっと違うのですが、なんでだろう・・・苦しい笑。

この曲の毒っぽさは、音楽的な部分からも思いっきり感じられます。ゆっくりたっぷり歌っているのですが、静かさとかシンプルさは一切ないんですよね。エコーが効きまくっていて、どんどん深いところに引きずり込まれていく感じがします。

何度でも聴いて毒っぽさに浸ろう!

音楽的に中毒性のある洋楽、いかがでしたか?

音楽にも歌詞にも中毒性があると、たくさん聴いているうちに、心がとっても重くなってしまいます。だけど歌詞に重さや暗さがない(あっても必ずポジティブな面もある)と、長い間聴いていられますよね。こういうのがいちばんリピートしてしまう曲なのかもしれません。

好きな曲があったら、何度も何度も聴いて、その曲の魅力にどっぷり浸ってみてくださいね!笑

最後まで読んでいただきありがとうございました:)

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