【洋楽レポート】一度聴いたら忘れられない!独特でクセになる洋楽10曲

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今回は「クセのある独特な音楽が魅力的で、一度聴いたら忘れられない曲」がテーマです。曲が頭から離れないと困ってしまうときもありますが、もちろん、いい曲だから耳に残るんですよね。曲自体は心地よいはずです。

今回挙げるのも、ずっと口ずさんでしまいたくなるような曲ばかりです。ぜひ最後まで、覚悟してご覧くださいね♪

La la la (feat. Sam Smith) | Naughty Boy

『ラ・ラ・ラ(feat. サム・スミス)』ノーティ・ボーイ

リリース:2013年
収録アルバム:Hotel Cabana

「♫ララッラララララナナナナナッ」がインパクト絶大ですよね。頭がおかしくなりそうなくらいうるさく物を言う相手に対し、「無意味なことを言うなら歌いながら耳を塞ぐぞ」と言っている歌です。

具体的に何を指しているのかは歌の中で言及されませんが、誹謗中傷や無意味な説教など、いろいろな解釈ができます。必要以上に他人の声が大きく聞こえる今の時代、無責任な声は間に受けず、むしろ「知らん顔」を貫くことも大切。

ちなみに、同じく印象的なこのMVのストーリーは、南米ボリビアに伝わる「耳の聞こえない男の子が悪魔に歌って聞かせて鎮めさせる」という伝説に基づいているそうです。

Stressed Out | twenty one pilots

『ストレスト・アウト』トゥエンティ・ワン・パイロッツ

リリース:2015年
収録アルバム:Blurryface

おばけが出てきそうな音が印象的な曲です。また、サビのメロディーも独特で耳に残ります。

悩みもなくただ楽しんでいた幼少期を思い返しながら、「結果を残さなきゃ」「期待に応えなきゃ」と何かを背負ってストレスばかり感じる今を嘆く歌。誰もが経験するであろう悶々とした感情が、巧みに言語化されています。

記憶と現状が交互に描写されていて、そのギャップの大きさに共感してしまいます。そういう不安や失望感をおばけみたいな音で表現するのが、秀逸ですよね。

bad guy | Billie Eilish

『バッド・ガイ』ビリー・アイリッシュ

リリース:2019年
収録アルバム:When We All Fall Asleep, Where Do We Go?

ビリーが、狂気じみた言葉をささやくように次々と並べる歌。「私って悪いヤツなんだ」と言って男性を魅了する様は、まるで催眠術のようです。

ビリーの声も、歌と歌の繋ぎのポワポワした部分も、不思議な力が宿っているみたいでクセになります。不気味なのに、不快に感じそうな音なのに、それが逆に快感で、何度も聴きたくなってしまう。罪な曲です。

Wiggle (feat. Snoop Dogg) | Jason Derulo

『ウィグル(feat. スヌープ・ドッグ)』ジェイソン・デルーロ

▲ 動画の0:23から曲が始まります。

リリース:2014年
収録アルバム:Talk Dirty

ジェイソン・デルーロの歌の部分のメロディーが、日本のわらべ唄のような、独特な響きがあります。それに、なんの楽器かわかりませんが、“Wiggle, wiggle, wiggle” のあとにくる笛みたいな音もちょっと尺八みたい笑。

wiggle とは、体をくねくね、もしくは小刻みに動かすこと。この歌では、MVにあるようなセクシーな動きのことを言っていますね。歌の部分もラップの部分も、ひたすらお尻のことを歌っています。

Taki Taki (feat. Selena Gomez, Ozuna, Cardi B) | DJ Snake

『タキ・タキ・ルンバ(feat. セレーナ・ゴメス, オズナ, カーディ・B)』DJスネイク

リリース:2018年
収録アルバム:Carte Blanche

この曲も、お囃子みたいなサウンドが独特で、クセになります。和太鼓の演奏を聴いているときのような、あの鼓動の高鳴りを感じます。

音階もあっち行ったりこっち行ったりするから、ずっと聞いていると目が回りそう。ある意味、幻想的です。

この曲は、過激な表現も出てくるセクシーな歌です。サウンドは魅惑的で、歌詞も官能的。曲の不思議な世界観に、心が奪われます。

Get Lucky | Daft Punk, Pharrell Williams & Nile Rodgers

『ゲット・ラッキー』ダフト・パンク, ファレル・ウィリアムズ & ナイル・ロジャース

リリース:2013年
収録アルバム:Random Access Memories

電子音楽デュオのダフト・パンクと、歌手のファレル・ウィリアムズと、ギタリストのナイル・ロジャースによる作品。

それぞれが独特なスタイルを持つミュージシャンなので、全員の持ち味がこの曲でも発揮されており、むしろそれが一つの音楽として完成していて、唯一無二の音楽ができあがっています。

宇宙のような広がりを感じる電子楽器のサウンド、歌詞の語感やファレルの独特な声、細かく動くギターの音、すべてがクセになります

Messy | Lola Young

『メッシー』ローラ・ヤング

リリース:2024年
収録アルバム:This Wasn’t Meant for You Anyway

スモーキーな声が魅力的なローラ・ヤングのヒットソング。messy は「不快な」「雑な」「汚い」などの意味をもつ形容詞です。この歌は、親への不満を歌った歌なのだそう。毒親、と言えるかもしれませんね。

自信が持てなかったり、言葉に振り回されたり、そういう環境から影響を受けてきたリアルな心情が描かれています。messy は、彼女が言われた言葉であり、今親に伝えたい言葉でもあるのかな、と解釈してみたり。

懐かしいようなモダンなようなサウンド、サビの独特なメロディー、悲しみのこもった歌い方、訴えるような歌い方。クセになるポイントがたくさんあります。特に2番の歌い方なんて天才的。唯一無二の存在と感じさせられます。

Paint The Town Red | Doja Cat

『ペイント・ザ・タウン・レッド』ドージャ・キャット

リリース:2023年
収録アルバム:Scarlet

古いレコードを聞いているかのようなイントロのフレーズが印象的。このかすれたようなトランペットの音は、どんな場面でも止まることなく、最後まで繰り返されます。

好き勝手言う世間に対して、ドージャらしく強気に言い返す歌。この不気味さがドージャの表現したい世界観というよりは、「あんたたちを地獄に落として痛い目に遭わせてやる」みたいに聞こえて、ゾクゾクしちゃいます。

ドージャ・キャット特有のかわいい声が、余計に不気味さを演出していますよね。音楽とMVのダークな世界観にも引き込まれます。

Truth Hurts | Lizzo

『トゥルース・ハーツ』リゾ

リリース:2019年
収録アルバム:Cuz I Love You

ラッパーであり歌手でもあるリゾ。脱力感がありながらも堂々としたラップが魅力的です。

にこの曲は、単調だけどちゃんと独特な雰囲気があって、おしゃれさを感じます。ベースラインのピアノや、“Bom bom bi dom bi dum bum bay” の部分も印象的ですよね。

タイトルを訳すと、「真実に傷つけられている」といったところでしょうか。この歌は、失恋の経験や彼に見捨てられたショックについて歌われたもの。リゾ自身の実体験に基づいています。

HUMBLE. | Kendrick Lamar

『ハンブル』ケンドリック・ラマー

リリース:2017年
収録アルバム:DAMN

好みの問題なのか、ヒップホップの作品の中でも、私はケンドリック・ラマーの曲にハマりやすくて、取り憑かれたように聴き入ってしまうんですよね(紛れもなく、彼は偉大ですが)。

特にこの曲は、何度も繰り返される “Be humble, sit down”(偉ぶるな、引っ込んでろ)がすごく印象的で、耳に残ります。

「クセになる」で言うとヒップホップはたくさん当てはまる曲がありそうですが、私はこのジャンルにあまり明るくないので、今回はこの辺で。

まとめ:クセになる曲は何度も聴いて楽しもう

独特でクセになる洋楽、いかがでしたか?

きっと今頃あなたの頭の中では、ここでご紹介した曲がぐるぐると回っていることでしょう。1週間くらいずっと離れないかもしれませんが、仲良くつきあってあげてくださいね♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました:)

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