【洋楽レポート】困ったときも愉快なときも♪口笛の音が印象的な洋楽9曲

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口笛の音って、他の楽器にはマネできない不思議な魅力がありますよね。そんな口笛の魅力を活かした洋楽がたくさんあると気づき、今回、口笛の音を使っている洋楽を集めてみました。

陽気でノリノリな歌やリラックスできる歌までさまざまですが、共通しているのは、楽しい気分にさせてくれるということ。洋楽を聴きながら、口笛の魅力に迫っていきましょう♪

Numb | Marshmello, Khalid

『ナム』マシュメロ, カリード

リリース:2022年

マシュメロらしい心地よさが漂う、リラックスソングです。口笛の存在感もかなり感じられます。カリードの歌声も心地よさが魅力ですが、その声と口笛の音がマッチしていて、聴いていてとても気持ちがいいです。

“numb” とは、感覚が麻痺している状態のこと。魅力的な女性に出会った男性が、彼女のために何もかも忘れて幸福感を感じて過ごしていたい〜となっている曲です。

なのでこの歌では、脳みそが麻痺している感覚が歌われています。このリラックスできる落ち着いた音楽も、まさにそんな感覚になりますよね。ぼーっとしている頭に口笛の音が響いて、別世界に連れていってくれるような気がします。

I Ain’t Worried | OneRepublic

アイ・エイント・ウォーリード』ワンリパブリック

リリース:2022年
収録アルバム:Top Gun Maverick: Original Soundtrack

映画『トップガン マーヴェリック』の劇中歌です。この曲での口笛の音は、カリフォルニアの乾いた空気を感じさせますよね。映画とリンクしています。

この曲をシンプルかつかっこよく支えているベースの音も印象的。音域に差があるベースと口笛のふたつの音を中心に伴奏が展開していって、独特な雰囲気を作り出しています。

歌詞は「もう俺は何も怖くない。時間の許す限り、夢を追い全力で生きていくんだ」という内容です。大変なことではあるけれど、その中にワクワク感や、やりたいようにやるという解放感があることを、口笛の音が感じさせてくれます。

Young Folks | Peter Bjorn And John

『ヤング・フォークス』ピーター・ビヨーン & ジョン

リリース:2006年
収録アルバム:Writer’s Block

気だるい感じが絶妙に心地よい曲です。それを演出している音として効果的に用いられているのは、やはり口笛。空気に溶け込んでいくような脱力感あふれる歌声と、口笛の音が、この曲のリラックスした雰囲気を作り出しています。

この曲は恋愛関係にある男女の歌です。彼らが気にかけるのは、自分たちのことだけ。でも、周りや世間を気にしないことは、自分たちを孤立させることでもある。盲目に突き進んでいく2人の恋が、純粋だけど危うさも感じさせます。

かといって、切なさとも少し違う。惹かれ合う2人にはそれが心地よくもあるから、その状況を受け入れることができるんですよね。この曲の爽快感からは、そんなことも感じられます。

Kill Em With Kindness | Selena Gomez

『キル・エム・ウィズ・カインドネス』セレーナ・ゴメス

リリース:2015年
収録アルバム:Revival

曲名の意味は、「優しさで殺してやれ」というような意味。意地悪な心を向けられたら、凶器を持たずに、優しさでやり返せ思いやりの心でやっつけてやれ、というメッセージが込められた歌です。

いろんなものと戦ってきたセレーナ・ゴメスだからこそ、こういうことが言えるんですね。キュートな見た目でかっこいいこと言うから、惚れ惚れしてしまいます。

セレーナの力強い歌い方と、落ち着いた口笛の音が対照的。そしてその両方に、強いインパクトを感じます。こうして聞くと、口笛の音からは殺伐とした印象も受けます。戦うには熱さも冷静さも必要、ということを感じさせられます。

Oops (feat.Charlie Puth) | Little Mix

『ウープス(feat. チャーリー・プース)』リトル・ミックス

リリース:2016年
収録アルバム:Glory Days

素朴でシンプルなピアノの伴奏が穏やかさを演出している曲ですが、歌と入れ替わるように、また歌との掛け合いのように入ってくる口笛の音によって、おちゃめな印象に仕上がっています。

“Oops” は、「おっと」というふうに、うっかり何かをやらかして予想外の結果を招いたときに発せられる、間投詞です。

友だちに戻ろうと別れた彼に再会し、一線を超えてしまった、という歌。初めは戸惑うけれど、「やっぱり愛してる!」という気持ちも再確認します。幸せなハプニングの和やかな雰囲気を、口笛の音がうまく演出していますよね。

※ YouTubeではチャーリー・プースをフィーチャリングした音源が公式アカウントから出ていないので、リトル・ミックスのみのバージョンを貼ります。コラボ版は、アルバムや音楽視聴サービス等で聴くことができます。

Whistle | Flo Rida

『ホイッスル』フロー・ライダー

リリース:2012年
収録アルバム:Wild Ones

“whistle” は笛を意味しますが、口笛もその中に含まれています。この歌では、あるものを暗喩する形で笛という意味で使われていますが、主題にちなんでか(いや、口を連想させるためですかね)、口笛が曲に用いられています。

歌詞の内容は下ネタ全開。「俺の笛を吹いてくれよ、ベイビー」という歌です。これ以上は私の口からは言いません。

フロー・ライダーは、名前からお察しの通りフロリダ出身。この曲も、音楽の印象としては、ビーチにぴったりな楽しいサマーソングです。口笛の音が解放的で心地よい雰囲気を演出していて、ノリやすく印象にも残りやすいですよね。

Sucker | Jonas Brothers

『サッカー』ジョナス・ブラザーズ

リリース:2019年
収録アルバム:Music From Chasing Happiness

ジョナス・ブラザーズらしい、スタイリッシュでかっこいい曲。この曲での口笛の音は、陽気さやリラックスした感じではなく、曲をさらにかっこよく引き締めるような、気高さを感じさせます。

“sucker” は「夢中な人」の他に、「騙されやすい人」という意味でも使われる単語。君の存在が体に刻み込まれている。なんでも君の言うことを聞いてしまう。思いが強すぎて大げさな表現がたくさんありますが、それほど彼女に夢中なのです。見方によってはむしろ狂気を感じる・・・?

同様の雰囲気を醸し出すMVからは、豪華さと怪しさも感じられます。さらに、3兄弟の当時の奥様たちも揃って登場!みなさん女優やモデル、タレントとして活躍しています。最後のカットはさすが絵になります。実際描かれていますが。

※ 次男のジョーとソフィー・ターナーは後に離婚

Moves Like Jagger (feat. Christina Aguilera) | Maroon 5

『ムーヴス・ライク・ジャガー(feat. クリスティーナ・アギレラ)』マルーン5

▲ 動画の1:01から曲が始まります。

リリース:2010年
収録アルバム:Overexposed

イントロの陽気な口笛の音だけで、いきなり気分がノリにノってしまいます。ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーのように振る舞って、君を楽しませるんだぜ、ということを歌った、おしゃれなノリノリソングです。

この独特な音楽の中でも、口笛の音とメロディーは特に印象的ですよね。気楽で陽気な感じを出しているだけでなく、唯一無二のスターの存在を際立たせる役割も担っているように思います。

まるで口笛の音が、「かっこよく気楽にいこうぜ」って言ってくれているかのようです。心の中に、一人一ミック、飼っていたいものです。

The Lazy Song | Bruno Mars

『ザ・レイジー・ソング』ブルーノ・マーズ

リリース:2010年
収録アルバム:Doo-Wops & Hooligans

この曲での口笛はあまり主張が激しくありませんが、このまったりソングの雰囲気を作るには欠かせない存在です。途中で1フレーズずつ聴こえてくる口笛の音色が、余分な力を抜いて心を楽にし、軽快な気分にさせてくれます。

“lazy” とは、なまけた状態やくつろいだ状態を表す形容詞。ダラダラすることこそがこの歌のテーマです。歌詞からも、「今日は何もしない。家でゴロゴロしてのんびり過ごすぞ!」という気力がよく伝わってきます。

こういう気持ちって大事ですよね。すべての人間に必要な心意気だと思います。今度の休日は、口笛吹きながら、何もせずのんびりと、自由気ままに過ごしてみては?

まとめ:口笛吹いて楽しもう♫

口笛が印象的に用いられている曲をご紹介しました。いかがでしたか?

私は口笛を吹けないのですが、吹きたい気分になったときは、代わりに今回挙げた曲を聴くようにしたいと思います♪

それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました:)

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