【歌ってみよう】Ariana Grandeの “One Last Time” 〜歌詞と歌い方と意味〜

歌ってみよう

こんにちは!シェルビーと申します。普段はさまざまなテーマで洋楽をご紹介する投稿しています。

今回の投稿は、「【洋楽レポート】とにかく大きな声を出したいときに!思いきり熱唱したい洋楽12曲」とリンクさせて、取り上げた歌の歌詞や歌い方をご紹介するものです。

和訳サイトではなく、熱唱する上で必要な情報やポイントを勝手に述べてまいります(だから歌詞の意味も私個人の解釈です)。アリアナ・グランデの『ワン・ラスト・タイム』を思い切り熱唱できるよう、ぜひ参考にしてくださいね♪

コーラス(Chorus=サビ)は赤枠にしてあります。ここだけでも歌えれば十分楽しめるという印です。まずはこの部分から練習しましょう!

② 歌い方のポイントがわかりやすいように、以下のように目印を設定しました。

  • 太字長く伸ばして、あるいは強調して歌われている部分。歌全体についていくのが難しい場合は、まずはこの単語から発することを目指しましょう。
  • 薄字短く、あるいはほとんど発音されていない部分。さらっと歌えるとかっこいいけれど、難しい場合は発音しなくてもOK。
  • 下線:単語と単語を繋げて歌うところ。洋楽を歌う上での最重要ポイント!

※ カタカナで読みを振りたくない主義ですが、それでも歌詞がわかるように努めています。それと併せて、動画や音源をたくさん聴いてくださいね♪

"One Last Time" を歌おう♪

▲ 動画の0:44から曲が始まります。

Verse 1

I was a liar, I gave into the fire

I know I should’ve fought it, at least I’m being honest

  • should’ve: should have の短縮形で、「シュドゥヴ」と読みます。歌の中では、最後の ve は聞こえなくてOK。代わりにドゥをはっきりと、さらに、ドゥッと少し撥ねましょう。
  • fought: fight の過去分詞で、「フォーt」と読みます。 it が続くので「フォーティッ」となります。
  • I’m: 見えづらくてすみません。I’m です。すごく短いので、音源でも m くらいしか発音していません。直前の least のおまけみたいに「リスtm」とつなげ、さらに m で閉じた口のまま次の being にもつなげましょう。
  • being honest: honest は「誠実な」という意味の形容詞。頭の h は発音しません。オーネst とかオーニst と読み、being とつながっているので、ビーィーノーネst となっています。

<歌詞の意味>

私は嘘つきだった。燃え上がる心に負けてしまったの。立ち向かうべきだったって、今は思う。間違いを犯したけど、少なくとも今は誠実だよ。

Feel like a failure, ’cause I know that I failed you

I should‘ve done you better, ’cause you don’t want a liar

  • failure:「失敗」を意味する単語で、フェイリァーと読みます。最初の f は下唇を軽く噛みましょう。歌の中ではフェで伸ばすので、フェイリゥみたいに後半が短くなっています。実際に歌ってみると、自然とそうなりますよね。
  • fail:「失敗する」という意味の単語で、フェイルと読みます。
  • should‘ve: 復習です。最後の ve は聞こえなくていい代わりに、ドゥをはっきり&少し撥ねます。

<歌詞の意味>

重大な過ちを犯したと感じてる。だって、私はあなたを裏切ったんだから。もっとあなたを大切にしなければいけなかった。だって、不誠実な人間と一緒にいたいわけないもんね。

Pre-Chorus

And I know, and I know, and I know she gives you everything

But boy, I couldn’t give it to you

  • And I know: 難しい場合は「アナノゥ」と言ってみましょう。以下、細かく説明します。① and の中で一番必要な発音は n なので、d はとりあえず無視。② I ははっきり言う必要ないので、イが消えてもOK。③ know はノーではなくノゥ。
  • boy: 次の I に引っ張られてか、感情表現のせいかわかりませんが、「バイ」っぽくも聞こえます。ボでもバでもその間でも、お好みでOK。それよりも、ボーで伸ばしたあとイは言わなくていいので、そのまま次のアイにつなげてしまいましょう。
  • you: 文末でさりげなく発する you は、はっきりユーと言うよりも、小さいヤっぽく言うと、こなれ感が出ます。実際、you の砕けた形で ya と表すこともあります。

<歌詞の意味>

それに、よくわかってる。あの子はあなたに、すべてを惜しみなく与えているってことも。でもさ、私はそういうものをあなたにあげられなかったの。

And I know, and I know, and I know that you got everything

But I got nothing here without you

  • 一つ前のかたまりと少しずつ歌詞が違うので、混同しないように歌詞をよく確認しましょう。
  • And I know: 先ほどと同じ、「アナノゥ」3連発です。
  • here: 短くヒだけでOK。
  • without you: th は舌の先を軽く噛む発音です。ちょうど目立つところなので、難しくても練習してみましょう。t は you につながってチュ(というかチャ)となっていますが、2番では分かれているので、どちらでもいいです。

<歌詞の意味>

それに、よくわかってるよ。あなたはもうすべてを手に入れてるってことも。でも私は、あなたがいてくれないと何も得られないんだ。

Chorus(赤枠)

So one last time

I need to be the one who takes you home

One more time

I promise after that, I’ll let you go

  • サビは全体的に音域が高めです。高音域が得意な人は思い切り歌いましょう。苦手な人は、裏声を使ってキレイ目に歌うもよし、いっそのこと叫んでしまってもよし。苦しくならずに、気分よく歌えたらOKです。
  • 速い箇所はないので、発音などが難しいところはありません。代わりに、下線部や太字をしっかり意識して歌いましょう。

<歌詞の意味>

だから最後に一度だけ。私は、あなたが連れてかえる人にならなきゃいけないの。もう一度だけ。約束するから。そのあとはちゃんとあなたを手放すって。

Baby, I don’t care if you got her in your heart

All I really care is you wake up in my arms

One last time

I need to be the one who takes you home

  • 前半の2文: ついていくのが難しい場合は、赤文字でリズムを取りながら歌ってみてください。メリハリをつけると歌いやすくなります。
  • Baby, I: b は、しっかり口を閉じず w っぽくなることがよくあります。2つ目の b は簡単に済ませ、口を閉じないうちに次のアイにいきましょう。「べウィ・アイドン」みたいになります。
  • All I: All のあとに I がありますが、ここは速すぎるので消えていいです。All もオールと思わずに、オと軽く言ったらすぐさま舌を口の天井につけましょう。これで次の really が言えるはずです。

<歌詞の意味>

ねえ、愛しい人、私は気にしないよ、あなたの心にあの子がいたって。今私の頭にあるのはただ一つ、あなたが私の腕の中で目を覚ますこと。だから最後に一度、私を連れてかえってもらわないといけないの。

Verse 2

I don’t deserve it, I know I don’t deserve it

But stay with me a minute, I swear I’ll make it worth it

  • deserve:「ふさわしい」という意味の単語で、ディザーヴと読みます。
  • with me: with の th は超軽く。ズやスと発音しようとせずに、軽く開いた上下の歯の隙間を、舌で埋める形にセットするだけでOKです。そのまま me を言うので、「ウィンミー」みたいになります。
  • swear I’ll: swear は「誓う」という意味で、スウェァと読みます。最後の r で舌を浮かせた状態のまま、次の I’ll をさりげなく行ってしまいましょう。I はアイでなく小さなァだけでOK。ll は舌をベタッと天井につけるだけでOK。

<歌詞の意味>

私はふさわしくない。そう、ふさわしくないんだよ。でも、少しの間だけでいいから私といて。誓って損はさせないから。

Can’t you forgive me, at least just temporarily?

I know that this is my fault, I should’ve been more careful

  • least just: くっついて「リーシャス」みたいになっています。ここは速いので、このままリーシャスでいきましょう。just の t は次の temporarily と一緒にしちゃってください。
  • temporarily:「一時的に」という意味で、テンポラリリィと読みます。ラリで r が連続しますが、テンポラ〜リィのように、一緒になっちゃってOK。代わりに、最後のリィ(ly) は舌をちゃんと天井につけて発音しましょう。
  • fault:「〜のせい」を意味する単語で、「フォlt」と読みます。フォは少し伸ばして、lt は舌を天井にペタッとつけて離す動作をすればOKです。最後にトゥと言う必要はありません。
  • should’ve: 1番でも出てきました。「シュドゥヴ」です。

<歌詞の意味>

せめて、今だけでも許してもらえない?私のせいだってことはわかってる。これまで、もっとよく考えて行動するべきだった。

Pre-Chorus

And I know, and I know, and I know she gives you everything

But boy, I couldn’t give it to you

1番のプレコーラスと同じ歌詞です。以下、1番でお話ししたポイントを簡単に振り返ります。

  • And I know: 難しい場合は「アナノゥ」。① n を残して d は無視。② I はアだけでもOK。③ know はノゥ。
  • boy: 「バイ」っぽく聞こえるがどちらでもOK。イを言わなくていいので、ボーのままアイにつなげましょう。
  • you: さりげなく発する you は、小さいヤっぽく言ってみましょう。

<歌詞の意味>

それに、よくわかってる。あの子はあなたに、すべてを惜しみなく与えているってことも。でもさ、私はそういうものをあなたにあげられなかったの。

And I know, and I know, and I know that you got everything

But I got nothing here without you, baby

1番とほとんど同じですが、歌い方と、最後に baby とついているところが異なります。

  • here: 短くヒだけでOK。
  • without: th は舌の先を軽く噛む発音です。t と次の you は、つなげてもつなげなくても、お好みで。

<歌詞の意味>

それに、よくわかってるよ。あなたはもうすべてを手に入れてるってことも。でも私は、あなたがいてくれないと何も得られないんだ。

Chorus(赤枠)

So one last time

I need to be the one who takes you home

One more time

I promise after that, I’ll let you go

1番と同じ歌詞ですが、1番では優しく、一方2番では力強く歌われているという違いがあります。この表現の仕方はよくあるので、ぜひ実践してみてくださいね♪

  • 全体的に音域が高め。どんな歌い方でも、苦しくならずに気分よく歌えたらOKです。

<歌詞の意味>

だから最後に一度だけ。私は、あなたが連れてかえる人にならなきゃいけないの。もう一度だけ。約束するから。そのあとはちゃんとあなたを手放すって。

Baby, I don’t care if you got her in your heart

All I really care is you wake up in my arms

One last time

I need to be the one who takes you home

1番のコーラス(サビ)と同じ歌詞です。

  • 前半の2文: ついていくのが難しい場合は、赤文字でリズムを取りながら歌いましょう。
  • Baby, I: 2つ目の b は完全に口を閉じない。「べウィ・アイドン」みたいに。
  • All I: All のあとの I は消えてOK。All も、オと軽く言ったらすぐさま舌を口の天井につける。

<歌詞の意味>

ねえ、愛しい人、私はあなたの心にあの子がいたって、別に構わないの。ただただ、あなたが私の腕の中で目を覚ますことだけを考えてる。だから、最後に一度、どうしても私を連れてかえってもらう必要があるの。

Bridge

I know I shouldn’t fight it, at least I’m being honest, yeah

But stay with me a minute, I swear I’ll make it worth it,  yeah

’Cause I don’t wanna be without you

一度出てきたフレーズと思いきや、少し変わっているところも。1文目と3文目はしっかりご確認を。

  • shouldn’t fight: should’ve fought から少し変わりました。「シュドゥヴ」ではなく「シュドゥン」です。
  • being honest: honest の頭の h は発音しません。being とつながって、ビーィーノーネst となっています。
  • with me: th は、軽く開いた上下の歯の隙間を、舌で埋めるだけ。そのまま me とつなげます。
  • without you: ここではチュとくっつかずに、t で息を止め、軽くュと付け足している感じになっています。もちろん、どちらでもOK。

<歌詞の意味>

今さら必死になるべきじゃないとは思う。でも、今の私は本当に誠実だよ。少しの間一緒にいてくれればいいの。あなたにとっても意味のある時間にするって誓うから。私はあなたがいないとダメなんだよ・・・。

Chorus(赤枠)

So one last time

I need to be the one who takes you home

One more time

I promise after that, I’ll let you go

1番・2番のコーラス(サビ)と同じ歌詞ですが、最後は感情爆発の壮大な歌い方になります。音が変わっているところもありますが、アリアナを真似してもこれまで通りでも、お好きな方でOK。とにかく感情をのせて、気持ちよく歌い切りましょう!

<歌詞の意味>

だから最後に一度だけ。私は、あなたが連れてかえる人にならなきゃいけないの。もう一度だけ。約束するから。そのあとはちゃんとあなたを手放すって。

Baby, I don’t care if you got her in your heart

All I really care is you wake up in my arms

One last time

I need to be the one who takes you home

One last time

I need to be the one who takes you home

1番・2番と同じ歌詞ですが、最後のフレーズだけもう一度繰り返して、曲が終わります。最後は余韻も感じながら、感情を込めて歌いましょう。

  • 前半の2文: ついていくのが難しい場合は、赤文字でリズムを取りながら歌いましょう。
  • Baby, I: 2つ目の b は完全に口を閉じない。
  • All I: All は、オのあとすぐ舌を天井につける。All のあとの I は消えてOK。

<歌詞の意味>

ねえ、愛しい人、私はあなたの心にあの子がいたって、別に構わない。私の想いは、あなたが私の腕の中で目を覚ますこと、ただそれだけなの。お願いだから最後に一度、私を連れてかえってもらわないと。

曲の基本情報

ソングライター:Carl Falk, David Guetta, Giorgio Tuinfort, Rami Yacoub, Savan Kotecha

リリース:2014年

収録アルバム:My Everything

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