洋楽ビギナーの方も、洋楽マニアの方も、シェルビーの部屋へようこそ!
クリスマスの定番ソングと言えば、いろいろな曲が思い浮かびますね。だけど、知っている曲も、どこかで聞いたことがある曲も、「実はこういう曲だったんだ!」と知ると、もっとクリスマスソングを楽しめるかもしれません。
今回は、洋楽の定番クリスマスソングについて、「どんな曲?」と聞かれた前提で、私なりに語ることにいたしました。それぞれ簡潔にですが、「こんな曲!」と伝わる程度に語ってまいります。
ぜひ最後までお付き合いくださいね:)
〜こちらもご覧ください〜
- 洋楽の定番クリスマスソング
- Have Yourself a Merry Little Christmas | Judy Garland
- The Christmas Song | Nat King Cole
- Jingle Bell Rock | Bobby Helms
- Rockin’ Around the Christmas Tree | Brenda Lee
- Run Rudolph Run | Chuck Berry
- Happy Christmas (War Is Over) | John Lennon & Yoko Ono
- Wonderful Christmastime | Paul McCartney
- Last Christmas | Wham!
- Do They Know It’s Christmas | Band Aid
- All I Want for Christmas Is You | Mariah Carey
- Underneath the Tree | Kelly Clarkson
- Santa Tell Me | Ariana Grande
- 定番のクリスマスソングをもっと楽しもう!
洋楽の定番クリスマスソング
※ 年代順
Have Yourself a Merry Little Christmas | Judy Garland
『ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス』ジュディ・ガーランド
▲ 歌い出しは0:49
リリース:1944年
ささやかな幸せに感謝したくなるような、心温まる歌。きっとメロディは聞いたことがあるのでは?BGMとして耳にすることが多いと思いますが、元々はミュージカル映画『若草の頃(原題:Meet Me in St. Louis)』の劇中歌です。
主人公のエスターが、家族での引っ越しを前に、妹に「大丈夫だよ」と語りかけるように歌うシーン。彼女自身の寂しい気持ちも表現しながら、幸せなクリスマスの思い出と、来年のクリスマスへの希望に思いを馳せる歌詞が印象的です。鳥のさえずりのようなジュディの歌声も美しい!
さまざまな歌手がカバーしていますが、フランク・シナトラのものが有名でしょうか。映画『ホーム・アローン』内で流れるのは、ジャズ歌手であるメル・トーメが歌ったものです。どれも素敵ですよ♫
The Christmas Song | Nat King Cole
『ザ・クリスマス・ソング』ナット・キング・コール
リリース:1946年
こちらもスローテンポで、胸に響くメロディが印象的。心を込めて、誰かに「メリークリスマス」と言いたくなる歌です。
冬の寒さの中、クリスマスが輝かしく微笑ましい時間をもたらしてくれることが歌われています。クリスマスキャロルを歌う聖歌隊に、サンタさんを一目見たい子どもたち。そんな一コマを目の当たりにするだけで、幸せって感じられるものですよね。最後は、一人ひとりに、そして「あなたにメリークリスマス」と締めくくられます。
作詞は、先ほど『ホーム・アローン』のくだりで出てきたメル・トーメです。それを最初に録音したのが、ナット・キング・コール。メロディも素敵ですが、情景が目に浮かぶような歌詞も、いきいきとしていて心が温まります。
Jingle Bell Rock | Bobby Helms
『ジングル・ベル・ロック』ボビー・ヘルムズ
リリース:1957年
『ジングル・ベル・ロック』の字面を見ただけで、メロディが脳内で流れてきませんか?「どこかで聞いたことがある」どころか、誰もが「知ってる」となりそう。キャッチーで印象に残りやすい歌ですよね。
歌詞は、とにかくジングルジングルジングル・・・。ジングル(jingle)は、鈴などがチリンチリンと鳴ることを表す単語です。街中、いつでもどこでもジングルベルが鳴り響く。そんな楽しい雰囲気の中で、「今夜は踊ろう♫盛り上がろう♫」という歌です。
ロカビリーの要素もたっぷり詰め込まれていて、まるで南国気分。歌詞には冬の情景も歌われていますが、クリスマスシーズンの寒さも吹き飛ばしてしまうような、陽気でノリのいい曲ですよね。
Rockin’ Around the Christmas Tree | Brenda Lee
『ロッキン・アラウンド・ザ・クリスマス・ツリー』ブレンダ・リー
リリース:1958年
こちらも「みんなで踊ろう」系の明るい歌です。体をゆらゆら揺らし(=rockin’)、楽しい雰囲気に満たされて老若男女なかよくクリスマスを祝う。そんなシチュエーションが浮かんできます。
クリスマスソングの「定番」というポジションに定着してからも、ニョキニョキと人気度を上げてきたこの曲。2023年にビルボードの全米1位を初めて獲得したことも、話題になりました。
この曲のMVは、2023年11月に公開されたばかり。78歳になったブレンダ・リー(リリース当時なんと13歳!)が出演しています。まだまだ何年も歌い続けてほしい!
Run Rudolph Run | Chuck Berry
『ラン・ルドルフ・ラン』チャック・ベリー
リリース:1958年
ロックでスピード感あふれるクリスマスソングです。
ルドルフとは「赤鼻のトナカイ」の名前で、日本語の歌詞ではこの名前は出てきませんが、原曲のタイトルは “Rudolph, the Red-Nosed Raindeer” 。がっつり名前が出てきています。そしてその『赤鼻のトナカイ』の作者であるジョニー・マークスが、この『ラン・ルドルフ・ラン』も作曲しているのです(ちなみにRockin’ Around the Christmas Treeなども)!
ロック歌手とコラボして、ルドルフをめちゃくちゃ走らせる曲を作っちゃったわけですね。どこかで聞いたことのある『ラン・ルドルフ・ラン』だったかもしれませんが、こうして聴くと、より親近感が湧いてきますね。
Happy Christmas (War Is Over) | John Lennon & Yoko Ono
『ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)』ジョン・レノン&オノ・ヨーコ
※ 紛争等の映像が含まれます。
リリース:1971年
こちらもよく耳にする一曲ですよね。ぜひ、曲の雰囲気を楽しむだけでなく、歌詞を全て、丁寧に見てほしいなと思います。和訳がのった動画がYouTubeとかにもあるので、歌を聴きながら、同時に歌詞の意味を理解するのがおすすめです。クリスマスに、平和への願いを込めて。さまざまな境遇の人に想いを馳せ、自分も、どこかの国にいる出会ったことのない人も、みんな地球に住む同じ人間であると、考えたくなる。そんな歌です。
今回貼ったMVは公式のものですが、かなりショッキングな映像が多く、見るのは辛いかもしれません。だけど、せっかくクリスマスソングに興味があってこのページを見てくださっているので、心の準備をして、3分半、ぜひ見ていただきたいです。
日本語のタイトル、副題は「戦争は終わった」とされていますが、歌詞を見ると、“War is over” の続きには “If you want it(あなたが望むのなら)“ と続いています。胸に刻んでおきたいフレーズです。
Wonderful Christmastime | Paul McCartney
『ワンダフル・クリスマスタイム』ポール・マッカートニー
リリース:1979年
クリスマスのワクワクした幸せな気分を歌った曲です。テクノ・ポップでキラキラした感じですが、歌詞は「僕らが一緒にいる。それだけでいい。ただ、楽しもう。ワンダフルなクリスマスを」という素朴な感じ。
たしかに曲自体も、楽器をいろいろ使っていないし、層が薄くてシンプル。だけどそれで十分。すごく盛り上がるわけではないけれど、身近にある幸せを感じながら、クリスマスの雰囲気を楽しめる。そんな曲です。クリスマスシーズンって、いい季節ですよね♪
Last Christmas | Wham!
『ラスト・クリスマス』ワム!
リリース:1984年
収録アルバム:The Edge of Heaven
イントロの八分音符の進行を聞いただけで、この曲だとわかりますよね。よく耳にする定番ソングですが、クリスマスソングにしてはなんだか寂しげな印象を受けませんか?
この曲では、一年前のクリスマスの翌日に失恋してしまった男性の心境が細かく歌われています。傷ついたけれど、まだ彼女が気になる。だけど頭では「繰り返してはダメだ」とわかっている。来年は、誰か他の特別な人に。そんな切ない歌です。
この曲を歌っているワム!のジョージ・マイケルは、2016年の12月25日に亡くなっています。この曲は、この先も何年もずっと、クリスマスシーズンに欠かせない曲として愛され続けるでしょう。12月25日には、ぜひ彼がクリスマスに残していった功績に触れてみてください。
Do They Know It’s Christmas | Band Aid
『ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス』バンド・エイド
リリース:1984年
1984年、当時アフリカのエチオピアでは深刻な飢餓が起きていました。Band Aidは、その窮状を支援するために集まった、英国・アイルランドのスーパースターたちによるバンドです。一つ前でご紹介したジョージ・マイケルも参加していますよ。チャリティ・ソングで有名なものに米国の “We Are The World” がありますが、それはこのBand Aidの影響を受けたものです。
だからこの曲も、平和を願って、そして苦しむ人々を思って歌われている曲なのです。一番強調されている歌詞は、“Feed The World(世界中に食料を届けるんだ)”。和訳を載せているサイトもあるので、ぜひ歌詞を読んでみてください。
実際の飢餓の映像が含まれたMVも公開されており、YouTubeで閲覧できます。ここには貼りませんでしたが、「平和のために」と思う方は、ぜひ心の準備をしてからご覧ください。
All I Want for Christmas Is You | Mariah Carey
『恋人たちのクリスマス』マライア・キャリー
リリース:1994年
収録アルバム:Merry Christmas
お待たせしました!もうこの曲は、日本人にとってもクリスマスの定番ソングとしておなじみですよね。どこに行っても流れている。誰もがこのシーズン何度も耳にする。世代を超えた、ど定番の歌です。
もちろん日本だけではありません。米国では近年、クリスマスシーズンにビルボードの1位に毎年ランクイン。世界中で定番ソングとして親しまれています。
メロディからは溢れんばかりのハッピーが伝わってきますが、実際に歌詞も、彼が大好きで会いたくてたまらない女の子の気持ちが歌われていて、やっぱり幸せそう。「クリスマスに欲しいのは彼!」とサンタさんに彼をお願いしています。彼、愛されてますね〜♪
この曲は、MVやライブパフォーマンス映像が公式でいくつも公開されています。そのうち、2023年冬に公開されたのがこちら。この曲を愛する人たちが次々と映り、ワクワクが詰まっていて目が離せないMVです。ぜひ併せてご覧ください!
Underneath the Tree | Kelly Clarkson
『アンダーニース・ザ・ツリー』ケリー・クラークソン
リリース:2013年
収録アルバム:Wrapped in Red
この歌でも、欲しいプレゼントは「あなた」。クリスマス、愛する人と一緒に過ごす幸せな気持ちを、明るくキラキラしたメロディにのせて歌っています。サビなんて、感情爆発!ってくらい盛り上がりっていますよね。
ところでこの曲、「一度は聴く」というほど定番ではない・・・?でも All I Want for Christmas Is You と雰囲気が似ているし、イメージするクリスマスソングそのものって感じだし(私の勝手な感想です)、他のクリスマスソングと同様、ここから少しずつ聞く機会が増えていくのではないかな?と思います。
米国でもクリスマスの時期にはランキング上位に出てきて、人気の歌ですからね!
Santa Tell Me | Ariana Grande
『サンタ・テル・ミー』アリアナ・グランデ
リリース:2014年
収録アルバム:Christmas Kisses
この曲もずーっと好きで、個人的には「隠れた名曲」と思っていました。そしたら近年、クリスマスシーズンごとにランクが上がってきて、もう今や新しい定番ソングですよね!クリスマスソングって、後から人気が出るという運命なのかも。
この曲は、女の子のちょっと悲しい恋心が歌われています。「彼はまだ私のこと考えてる?教えて、サンタさん」「今年は傷つきたくないからおとなしくしていなきゃ」。ちょっと『ラスト・クリスマス』と似ていますね。
そういえばアリアナはワム!の『ラスト・クリスマス』をカバーしており、それも『サンタ・テル・ミー』の収録アルバム “Christmas Kisses” に入っています。こちらも最近よく流れていますよね♪
定番のクリスマスソングをもっと楽しもう!
定番のクリスマスソングについて知ろう!という趣旨でざっくりと語ってまいりました。いかがでしたか?
クリスマスソングって、本当にたくさんあるんですよね。でもその中で、定番と言えるほど聞かれている曲って、ほんの一握り。有名な歌手が歌っているクリスマスソングだって、まだまだあるんです。もっと聴いてほしいクリスマスソングがたくさんあるので、今後の投稿でご紹介していきますね♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。Happy holidays☆


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